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整体での骨盤矯正は効果ってあるの?

 

身体の歪みの中でも、産後の骨盤矯正などは気になっている女性の方は多いのでないでしょうか?

今回のブログでは、骨盤矯正に関する疑問にについてお伝えさせて頂きますね。

 

「骨盤矯正」と言われると、皆さまはどのようなイメージを持たれるでしょうか。

骨盤の歪みは、日常的に片方の足を組んで座っていたり、産後に乱れたり、腰痛などの原因となっているなどを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。

 

結論から言うと、骨盤は身体にとって重要であり、骨盤の歪みは様々な痛みの原因になりやすいです。

骨盤とは、仙骨、寛骨、尾骨で構成されており、さらに分解すると寛骨は腸骨、恥骨、坐骨に分けることができます。骨盤の中心に位置する仙骨の上に背骨が乗っかっています。仙骨と腸骨で構成される関節を「仙腸関節」と呼びます。この関節は上半身を支えて、下半身の衝撃を緩衝する役割があり強固に固定されていますが、実際には2~3ミリ程度動くと言われています。

 

仙腸関節が転倒など外部からの衝撃や出産で、本来の位置からずれてしまうことで、身体のバランスが崩れ様々な症状を引き起こす原因となります。骨盤の両側にある寛骨は、太ももの骨と繋がり、股関節を構成しています。寛骨には大きな筋肉がつく場所でもあり、下半身だけでなく、上半身とも連動しており、効率の良い動きに貢献しています。

 

また、骨盤の中には骨盤腔という空間があり、その中で膀胱や直腸、子宮などの内臓を包み込み保護してくれています。血管や神経もたくさん通っており、身体に重要な場所となっています。

 

仙腸関節が歪んでしまうと、内臓が本来の位置より下がってしまったり、下半身の血流が悪くなったりしてしまいます。それによって、腰痛だけでなく様々な不調が表れてしまうわけですね。

 

骨盤を矯正することで、身体のバランスや血流の改善が期待できます。そのため、姿勢改善やダイエット、肌荒れなどの美容効果があると言われています。さらに、子宮や卵巣への血流改善や圧迫も軽減されるため、生理痛の軽減にも繋がります。

 

骨盤の歪みの種類とその原因についてもご紹介しますね。

  1. 前後に傾く歪み

 

骨盤が前側に倒れる歪みは、横から見るとお尻が突き出たような姿勢となっています。骨盤が前に傾くと上半身が前屈みになるため、背骨の中でも腰を反らすようにしてバランスを取るようになります。

前屈みのままで前を向いて作業をされる方や重たい荷物を床から持ち上げる動作を行っている方、踵の高いハイヒールなどを日常的に履いている方に多い歪みとなります。

原因として、背筋や太ももの前の筋肉が固くなることで、常に骨盤に前に傾く力が作用するようになることが挙げられます。

 

骨盤が後ろに倒れる歪みは、下腹部がでているぽっこりお腹や猫背の人に多く認めます。立っている際に膝も少し曲がっていることがあります。

長時間のデスクワークの方や中腰姿勢で作業されることが多い方、トラックのドライバーなど長時間の運転をしている方に生じやすい歪みとなります。

原因として、お腹の筋肉と太ももの裏側の筋肉、お尻の筋肉が固くなることで、骨盤に対して後ろに傾く力が作用することが挙げられます。

 

  1. 左右に傾く歪み

 

膝をそろえてまっすぐに座った時に、左右の膝の高さが揃わなかったり、立っている時に骨盤のベルトラインの高さに左右差があったり、寝ている時に左右の踵の位置がずれていることが確認されます。

片足に体重をかけて立つ癖があり腰回りやお尻の筋力や柔軟性に左右差がある方や、生まれつき背骨に側弯など左右差がある方、座っている時に足を組むことが多い方、肩肘をついてもたれながら運転をする方などに生じやすい歪みとなります。

原因としては、生まれつき背骨が歪んでいる方を除けば、普段の姿勢や体重のかけ方に左右差があることで、左右の筋力差が生じて骨盤が左右に傾く力が作用していることが挙げられます。

 

  1. 左右に捻じれる歪み

 

 この捻じれの特徴は、膝を揃えてまっすぐに座った時に、左右どちらかの膝が前に出ていたり、仰向けで寝た時におへそが天井を向かず左右どちらかの骨盤が前に出ている状態を認めます。

 デスクワークでパソコンの画面が左右どちらかにあり、体を捻った状態で作業をされている方や力仕事で片方の足を前に出して作業されている方、同じ方向を良く向いている方などに生じやすい歪みとなります。

 歪みの原因としては、左右の傾きと似ていますが、骨盤や太もも周りの筋力差、柔軟性の差により捻じれてしまうことが考えられます。

 

  1. 開く歪み

 

 O脚で両ひざが外に傾いていたり、つま先が外を向いてしまいやすい方は骨盤が開いてしまっている疑いがあります。女性は妊娠や出産による骨盤の開きがそのままになっている場合もあります。ウェストは細いけど、お尻や太ももが太く見えてしまうことが気なっている方も当てはまるかもしれません。

 

骨盤の重要な役割や歪みの種類とその原因について、書かせていただきました。最近では、ストレッチや矯正体操にて、自分で改善する方法もYouTubeなどで紹介されています。自分一人で歪みの改善を目指す場合には、日々の継続が重要です。

ご自身の状態を自己判断ではなく、専門家に評価をしてもらい、自分に合ったストレッチや体操を知りたい方は、整体院での骨盤矯正を体験されると良いと思います。

 

最後に骨盤矯正は、「矯正」という言葉が使われていますが、病気や怪我の治療ではないため、民間治療の1つとされています。そのため、医療機関で治療を受ける時のように保険適応にはならず、自己負担で施術を受けることになります。

 

 骨盤の歪みは様々な身体の不調につながりやすいことが多いため、自宅で簡単にできるストレッチから始めたり、整体院にて専門家から自分に合った骨盤矯正を受けることをすることで改善に向かう可能性があります。まずは、自分の状態をチェックしてみてくださいね。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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